<今日の献立>
・セルフフィッシュバーガー
・ミネストローネ
今日はセルフフィッシュバーガーでした。フィッシュフライにはもうかさめを使用しています。いつもはメルルーサなどの白身魚を使うことが多いですが、今回はサメにしてみました。もうかさめは小骨がないので魚っぽくなく、子供たちは食べやすいようでした。
今週は持久走大会ですね。私も、子供たちが毎日のように休み時間や体育の授業で練習している姿を見ています。給食の時間に子供たちから、「どんな食事をしたら持久走大会でいい結果が出せる?」と聞かれたので、今日は子供たちの持久走大会に向けたスポーツ栄養のお話です。
小学生の身体は持久力が発揮できるほど発達していないので、マラソン大会の前日の夕食と当日の朝ごはんがポイントになってきます。
マラソンのように長い時間、身体を動かすことができるようにするには身体を動かすエネルギーの素である糖質(グリコーゲン、ブドウ糖)と脂肪が必要になります。なので、子供たちがマラソンの練習などを始めたら、「バテないように毎食のご飯の量をひと口ずつ増やしていこうね」と指導すると良いです。また、マラソンの練習がある日はミカンなど柑橘系の果物を食べさせてあげると疲労が回復しやすいです。
前日の夕食では、無理なく糖質を食べることができるようにしてあげましょう。前日の体調にもよりますが、身体が疲れていると胃腸も疲れて働きは低下します。煮込みうどんやリゾット、シチューなど水分を多く含んで煮込んだ料理は胃腸への負担も少なくなりおすすめです。当日の朝は、普段から食べ慣れているものが一番良いです。味噌汁の中にじゃがいもをいつもより多く入れたり、パンはハチミツトーストにしてあげたりすることで、エネルギー量を確保します。量を多く食べすぎると走ることができなくなってしまうので、前日の夜同様消化が良く、エネルギーとなりやすいものがおすすめです。普段から小食の子には、バナナ入りのヨーグルトや100%オレンジジュース、エネルギーゼリーなどで効率よくエネルギー量を確保してあげてください。
子供たちにとっては年に1度の持久走大会です。今年の持久走大会の記録が少しでも子供たちにとって満足いく結果になることを願っています。