<今日の献立>
・米粉パン
・きのこシチュー
・マカロニサラダ
今日は米粉パン給食でした。東京都の「米粉パンなどの国産食材を活用した食育支援事業」の一環です。米粉パンなどの国産食材を活用した給食を子供たちに食べてもらい、国産食品に触れ、国産食品の消費拡大などに特化した食育事業です。
普段給食で提供しているパンは外国から輸入した小麦粉を使用してつくられている物ですが、今日の米粉パンは国産の米から作った米粉を使用しています。(製造の都合から小麦グルテンが含まれているので小麦アレルギーの人は食べることができません。)普段の小麦粉のパンとの違いを探しながら子供たちには食べてもらいました。
また、米粉パンに合わせて今日の献立は国産の食品を多く使用し、米粉パンをおいしく食べてもらえるような献立にしています。足立区の小中学校では毎日学校HPと学校の掲示板にその日に使用する食品の産地を掲載しています。学校給食では、食品の衛生、安全面、国内食品の消費拡大の点からなるべく国産の食品を使用するように心がけています。そんな給食の工夫を子供たちにも紹介し、自分たちが普段何気なく食べている物の産地について考えてもらえるようにしました。ちょうど5年生では、社会科で「自給率」の学習をしていたので、とても身近な問題としてとらえやすかったのではないかなと思います。
日本の食品自給率はカロリーベースで約37%と言われています。自給率が低いにも関わらず、食品ロスは約612万トンと言われています。国産のものを使用する、地産地消をすることで、自給率を上げることができます。食料自給率向上は、日本の食の安全確保、日本人の自立、自分が食べる物・家族が食べる物に責任を持つことにつながり、日本の食文化を守ることにつながります。ご家庭でもお子さんと一緒に考えてみてください。
今日子供たちにも紹介した足立区で作成した米粉パンの食育の動画も紹介します。リンク先をご覧ください。