<今日の献立>
・いわしのかばやき丼
・いなか汁
・きなこ豆
明日、2月3日は節分です。今日は明日の節分にちなんで、節分給食を提供しました。
メインはいわしのかばやき丼です。節分行事の定番と言えば「豆まき」や「恵方巻き」ですが、地域によってはいわしを飾る「節分いわし」や、いわしを食べる風習もあります。「節分いわし」の風習は平安時代に始まったと言われています。現在の節分(2月3日)は立春の前日で旧暦の大晦日にあたり、一年が始まる日とみなされていました。古くから「季節の節目には邪気が入りやすい」と考えられていたため、「魔除け」や「厄除け」としていわしを玄関先に飾るようになったようです。いわしと柊を使う理由は、鬼が「トゲのように尖った柊の葉」や「いわしの独特なにおい」を嫌うと考えられたため。これらを家の戸口に吊るしておくことで、鬼が家に入ってこないようにする、というのが「節分いわし」の由来です。
節分には豆まきということで、炒り大豆にきなこをまぶしたものも提供しました。低学年の子たちは、自分の歳の数を数えながら食べている様子がみられ、しっかりと日本の風習を受け継いでいて素敵だなと思いました。
明日の節分には恵方巻を召し上がるご家庭もあるかと思います。私も明日は家で恵方巻をつくる予定です。今年の恵方は東北東だそうです。しっかり厄除けをして、2024年が素敵な1年になると良いなと思います。