今日の給食

<今日の献立>
・わかめごはん
・魚のごま衣がらめ
・おひたし
・みそ汁


 今日は鮭を使ったごま衣がらめを提供しました。一口大に小さく切ってある鮭に衣をまぶして揚げ、甘辛いたれとごまを絡めているので、魚料理の中でも子ども達に人気の料理です。

 学校で使用する魚類は量が多いので、基本的に冷凍された状態で届きます。冷凍された魚をおいしく食べるには、しっかりと解凍してから調理することが大切です。凍ったままの状態で魚を焼くと、表面に白っぽい凝固物が付くことがあります。それは、魚の筋繊維が熱凝固で収縮し、筋繊維から押し出された筋形質たんぱくしつが表面で凝固したものです。見た目や味に悪い影響を及ぼします。
 これを防ぐためには、しっかりと解凍してから調理することが大切です。解凍方法で一番おすすめなのは、冷蔵庫の中でゆっくりと解凍することです。解凍にムラができにくい解凍法です。時間がないときには電子レンジで解凍する方法もあります。ほどよい解凍の目安は、魚からドリップ(魚の身から出る水分)が出ておらず、表面が湿っている程度、触ったときに硬すぎず柔らかすぎない状態です。一方で、流水での解凍方法はおすすめできません。流水で解凍すると、細胞と細胞の間に大きな隙間ができてしまい、ドリップが出やすくなってしまいます。ドリップには、うまみ成分が含まれているため、できるだけドリップの量は少なくした方がおいしく食べることができます。
 給食室でも冷凍された魚をできるだけ冷蔵庫内で解凍して使うようにしています。冷凍しておくと便利な魚や肉は、ご家庭で使用する際も、冷蔵庫や電子レンジなどで解凍してから使うようにしてみてください🐟🐷